ヒトの介護を犬に応用したらこうなった!

老犬とわんダフルな毎日♪お世話の工夫、お役立ちグッズなど。

我が家の愛すべきシニアドッグ♡病気のことなど。

はじめまして。Bellと申します。

我が家には現在4頭の犬がいます。多頭飼いというやつですね。

 

その中の最年長、てる君。

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てる君はカメラが好きではないので、カメラを向けるとそっぽを向く習性があります

15歳のオスのパピヨンです。ペットショップ出身。

 

実は我が家の老犬介護は、てる君が初めてではありません。

先代犬のQuuは19歳1ヶ月の大往生でした。

その時の経験も踏まえつつ、色々と綴っていきたいと思っています。

 

てる君は持病があり、毎月1回動物病院にかかっています。

現在は白内障と肝臓病があり、腎臓の数値も基準から外れ始めている状況です。

獣医さんには「そうは言っても寿命ですからねぇ〜。てる君、平均寿命とっくに超えてますよ。いつまで&どこまで治療をするかって話ですよ」とお決まりのように毎回言われています。えーん(泣)

でも、てる君のことを諦めたくない!往生際の悪い、とってもしつこい飼い主です。

確かに、お薬代とか通院の手間とか、現実とても大変です。

でも、てる君との日々が1日でも長くなるなら…頑張る!

 

 

なぜヒトの介護を応用しようと思ったか

私は介護業界で仕事をしていた経験があります。

先代犬Quuを介護していた頃、犬の介護についての情報が少なく、試行錯誤の日々を過ごしていました。

そんなある時、ふと

「ヒトの介護を応用できないだろうか」

と思ったのです。

 

今でこそ、介護保険は破綻したとか、財源不足だとか、軽度者の切り捨てだとかで、色々な問題が出てきていますが、当時は介護保険がとても盛り上がっていた頃。画期的な介護方法がどんどん生み出されていたのでした。

 

試しにやってみたところ、ヒトと犬ではありますが、結構応用がききました。

格段に楽になったことや、もっとこうしたらよかったと今になって思うことなど、思い出は色々ですが、あの時のQuuの経験を、今てる君に活かせていると感じています。

 

そんな今のてる君をヒトの介護用語で説明するとしたら。

自力歩行もできるし、転倒もなし。食欲あり、セッティングにて自力摂取可能。

耳は大声であれば聞こえる。目はおそらく全盲と思われます。

てる君は元々かなりの綺麗好きなので、今でも自分で顔を洗って歯を磨いています。

認知症は軽度あり。手がかかるほどではないので年相応。昼夜逆転なし。

排泄は失敗が9割なのでオムツ着用です。

総合的に考えて、ヒトで言うところの、要介護3くらいかも。

 

頭も体も、悪くはなるけど良くなることはない。

でも現状維持ならできるはず!例え現状維持が無理でも、悪化するスピードを緩やかにすることは絶対できる!

てる君が1日でも長く元気に生きられるようにサポートする日々を綴っていきます。

どうぞよろしくお願いします。